第79回 竹田一成の哲学(7/28放送)


今回のゲストは、FABLAB nishiharimaβ 代表の竹田一成さんです。

そもそも、FABLAB(ファブラボ)って?
『ファブラボは、デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた、実験的な市民工房のネットワークです。個人による自由なものづくりの可能性を拡げ、「自分たちの使うものを、使う人自身がつくる文化」を醸成することを目指しています。』

MIT(マサチューセッツ工科大学)からはじまり、今や世界中に広がるFABLABネットワーク。そのなかに、佐用町の廃校になった小学校を舞台にしたFABLAB nishiharimaβ があります。

ものづくりを身近に感じられるFABLABの取り組みとはいえ、3Dプリンターを動かすには3DのCAD(製図ソフト)がいるし、やっぱりちょっと敷居は高いイメージ。それをさらっと覆してくれるのが、竹田さんのFABLABかもしれません。小中学生や子育て中のママが集まり、ワークショップを行っているうちにどんどんはまって、みんながそれぞれに3Dプリンタを自作して自宅に持っているという!

だれでも楽しめるような機会をつくって、それをきっかけにいろんな人が想像力をはたらかせてものづくりをすすめていく。いわゆるふつうの人のアイデアや想像力は、エンジニアたちにこれまでにない刺激を与えてくれるそうです。

そんな仕掛けを続ける竹田さん、最後に語ってくださった野望はなんとも壮大で、それでいて実現できそうな、とてもすてきなものでした。


 

放送日:2018年7月28日 (土)23:00~24:00  FM-GENKI(79.3MHz) http://fmgenki.jp/
※西播磨エリア以外の方はサイマルラジオで同時間にお聞きいただけます。

収録日時:2018年6月27日(水)
収録場所:播磨科学公園都市 光都プラザコミュニティスペース(公開収録)